アメリカの国立公園について - おすすめ、交通手段、楽しみ方 etc
駐在員ウナギイヌです。
アメリカに駐在していると長期休みにどこに行くかを考えるのが一番の楽しみだったりします。
ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、ワシントンDCなど観光で有名な都市はアメリカにはいっぱいあります。
もちろんそういう都市に行って観光するのも楽しいですが、私がおすすめしたいは、アメリカの国立公園(National Parks)です。
私はアメリカに赴任が決まって最初に思ったのが、これでアメリカの国立公園に行き放題!というくらいアウトドア、登山が好きだったので、4年間で合計20回、17箇所の国立公園に行きました。
<ウナギイヌが行った国立公園一覧>
ヨセミテ、デナリ、セコイア・キングスキャニオン、グランドキャニオン、ザイオン、アーチーズ、グレートスモーキー、ジョシュアツリー、グレイシャー、イエローストーン、グランドティートン、オリンピック、ブライスキャニオン、キャニオンランズ、キャピタルリーフ、キーナイフィヨルド
今回はその経験を通じて身につけた私なりの、国立公園の楽しみ方を以下の項目で紹介したいと思います。
ツアーで参加するのも、もちろん否定はしませんが、ぜひ個人でアメリカの大自然を体験してほしいです。
- 情報収集
- 交通手段
- 宿泊手段
- 園内での楽しみ方
1. 情報収集
まずどこに行くかを決める時に、おすすめなのは、
アメリカの公式サイトである、U.S National Park Serviceです。
英語表記のみですが、やはり全ての国立公園の情報が公園ごとに載っているので、非常に便利です。英語が苦手でもほとんど問題ないくらいわかりやすいです。
次は、地球の歩き方-アメリカ国立公園です。
人気の国立公園がほとんど網羅されています。アラスカの国立公園は載っていませんが、この本はアメリカで英語の辞書より重宝しました。
もっと写真などを見て感性で決めたいという方は、こちらのブログもおすすめです。
住んでいる場所にもよりますが、西海岸でしたら、ヨセミテはマストですが、私はジョシュアツリーやアーチーズなどの日本ではあまり有名じゃない国立公園も大好きです。
2. 交通手段
これは車に限ります。バスや鉄道でいける国立公園もありますが、私はレンタカー、もしくは自家用車で行かれることをお勧めします。
理由は、アメリカの国立公園は日本の観光地と違い本当に広いからです。
そこまで大きくないイエローストーンでさえ四国の半分の面積です。
またアメリカのレンタカーは前もっと予約しておけば、一日4千円以下で借りれます。
3. 宿泊手段
ずばりキャンプがおすすめです。キャンプと聞くとみなさんハードルが高いと思うかもしれませんが、アメリカの国立公園内のキャンプ場は非常に使い勝手が良いです。
トイレやシャワーももちろん完備しているキャンプ場が多いですし、何よりみなさんが嫌がる虫が圧倒的に少ないです。むしろいません。(夏のアラスカ等は除きますが)
予約はこちらのサイトからできます。ヨセミテなどの人気のキャンプ場は5ヶ月前の14日か15日の朝から予約が開始するので、サイトに待機して予約するのがおすすめです。
もし予約でいっぱいの場合も、キャンセル料が発生する一週間前くらいから、キャンセルが出る場合が多いので、定期的にチェックするのもお勧めです。
予約なしで当日先着順という手もありますが、これはあまりおすすめしません。
夏のハイシーズンの場合、朝6時から並んでもダメな場合があります。
実際私もヨセミテのCamp4を取ろうとしましたが、取れず40分以上かかる園外のキャンプ場に泊まりました。
食事も園内にフードコート等がある場合がほとんどですし、なくてもテーブルとキャンプファイアーリングが完備されているテント場で、カレーや簡単なレトルトを食べると家とは違い本当に美味いです。
キャンプ用品は全国展開しているREIで買うのがおすすめです。
ここの素晴らしいところは、購入後一年以内であれば、使用後であってもほとんど無条件で返品に応じてくれるところです。
またキャンプセットのレンタルなどもやっているので、まずはレンタルで試してみるのもいいかもしれません。四半期に一回くらいに行うガレージセールはお見逃しなく。
4.園内での楽しみ方
これはもう公園ごとに違うかもしれませんが、おすすめはトレッキングです。
トレッキングと聞くと、日本の登山のように山の頂上を目指すきついイメージがありますが、
アメリカは老若男女、全ての人が楽しめるトレッキングルートが完備されているので安心して楽しめます。道自体も常に整備がされていて非常に歩きやすいです。
日本の登山のような重装備でいると結構浮きます。。(私も最初は結構浮いてました。)
まずはどの公園にもあるビジターセンターに寄るのがおすすめです。
マップやトレイルの情報が乗っている冊子がもらえますし、おすすめのトレッキングルートなども、レンジャーが丁寧に教えてくれます。
もしお子さんがいるのであれば、キッズレンジャープログラムがあるので、そちらに参加されるのもおすすめです。子供がレンジャーに手を上げて宣誓をする姿はいつ見ても癒されます。
これは私の個人的な楽しみですが、ビジターセンターに売っている国立公園のピンバッチを集めるのもおすすです。
以上ざっとですが、アメリカの国立公園の私なりの楽しみ方と情報でした。